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20.ガングリオン
ガングリオン(ganglion)は、**手首や足首などの関節付近にできるゼリー状の内容物を含む良性の嚢腫(のうしゅ)**です。
痛みがない場合も多く、放置しても自然に消えることがありますが、神経や腱を圧迫して痛みやしびれを起こすこともあります。

  1. 原因・発生機序
    • 関節包や腱鞘の一部が袋状に膨らみ、その中に粘稠な透明ゼリー状の液(ヒアルロン酸を多く含む)がたまる。
    • 発生の正確な原因は不明だが、以下が関与すると考えられます。
      • 関節や腱の繰り返し動作
      • 外傷や過負荷
      • 関節構造の弱い部分の局所的な膨らみ
  2. 好発部位
    • 手関節背側(手の甲側の手首) … 約6割
    • 手関節掌側(特に橈骨動脈付近)
    • 指の関節(ヘバーデン結節との鑑別が必要)
    • 足関節や足背
  3. 症状
    • 皮下に触れる弾力のあるしこり
    • 大きさは数mm〜数cm
    • 無痛のことが多い
    • 神経圧迫による痛み・しびれ・筋力低下>
    • 動かすと違和感があることも
  4. 診断
    • 視診・触診でおおよそ診断可能
    • 超音波検査(エコー)で内部が液体性か確認>
    • MRIで周囲組織や関節との連続性を確認(神経圧迫例や再発例など)>
  5. 治療方針
    1. 経過観察
      • 痛みや機能障害がなければ放置可能
      • 数か月〜1年で自然消失する例あり
    2. 穿刺・吸引
      • 注射針で中のゼリー状液を吸い出す
      • 再発率は高め(30〜70%)>
    3. 手術
      • 再発を繰り返す場合や神経・血管圧迫症状が強い場合
      • 袋と関節との交通部位を含めて切除
      • 再発率は低い(数%〜10%程度)
  6. 注意点
    • 無理に押しつぶすと炎症や感染の原因になる
    • 自己処置よりも整形外科で診断・処置が安全
    • 手首の掌側ガングリオンは動脈や神経に近く危険なので特に注意


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