(1)T4上昇・TSH低下=甲状腺機能亢進(中毒症)
次に行うべき検査はTRAb(TSH受容体抗体)です。
- 目的:バセドウ病の診断確定
- 陽性 → バセドウ病の可能性が高い
- 陰性 → 他の亢進症(無痛性甲状腺炎、機能性結節など)を考慮
バセドウ病ならメルカゾールなどの治療を開始します。
そうでなければ対症治療で経過観察。
(2)T4低下・TSH上昇=甲状腺機能低下症
次に行うべき検査は 抗TPOAb/抗TgAb です。
- 目的:自己免疫性(橋本病)の確認
- 両方検出されたら高頻度で橋本病
- 両方陰性なら稀に非自己免疫性の甲状腺炎、
または中枢性疾患の可能性も
甲状腺機能低下症ならばチラージンSの治療を開始します。