03_6. UPD(コロナビ)を導入しています |
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大腸内視鏡検査における内視鏡挿入形状観測装置(UPD Position Display Unit いわゆるコロナビ)は
医師の操作性向上・患者の苦痛軽減など多方面において大きなメリットがあります。
■ 内視鏡挿入形状観測装置とは
内視鏡に装着されたセンサーまたは磁気センサーを用いて、体外からスコープの形状(ループの有無や湾曲)をリアルタイムに可視化する装置です。
当院導入機種は オリンパス社製 ScopeGuide UDP−3 です。
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| 約1分間の無声動画です。左下の再生ボタンで再生します。
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| 縦走潰瘍、敷石状外観が完成する前のクローン病の初期病変と診断しています。貴重な症例です。小腸を進む内視鏡がコロナビでよくわかります。
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■ メリット一覧
| 項目 |
メリット |
解説 |
| @ 挿入操作の可視化 |
★「どこにループができているか」が一目瞭然 |
ループ形成や屈曲部での無理な挿入を回避できるため、挿入がスムーズになります。 |
| A 患者の苦痛軽減 |
★過度なループ形成による腹痛が減る |
挿入方向や回転の調整がしやすくなり、腹部圧迫やループ解除の頻度が減少します。 |
| B 初心者医師の教育に有用 |
★「内視鏡の形」が外から見えることで理解が深まる |
若手医師が直感的に挿入技術を学べるため、習熟が早まります。
また指導医も客観的にフィードバックが可能。 |
| C 穿孔・合併症のリスク低減 |
★挿入の無理が減り、安全性が向上 |
見えない状態での強い押し込みを避けられ、腸管損傷のリスクが減少します。 |
| D 時間短縮・効率化 |
★挿入所要時間が短縮される |
経験者でも屈曲部の対応が素早くなるため、全体の検査時間を短縮可能。
スループット向上にも寄与します。 |
院長の私の個人的には
- 大きなαループを解除する際にとても便利
- 看護師さんに圧迫を依頼するとき看護師さんもループが見えているので自信をもって圧迫できているみたいです。
■ エビデンス(研究報告)
RCTや後ろ向き研究では、挿入形状観測装置を使用した群では
- 盲腸到達率が向上
- 挿入時間が短縮
- 患者のVASスコア(痛み評価)が低下
したという結果が報告されています。
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