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11.高齢者の転倒予防 |
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■ 転倒の主な原因 |
| 対策分類 |
内容 |
| @ 運動習慣 |
下肢筋力、バランス訓練を週2回以上継続 |
| A 栄養 |
十分なたんぱく質とカルシウム、ビタミンDを摂取 |
| B 服薬管理 |
転倒リスクのある薬の見直し(医師と相談) |
| C 生活環境整備 |
手すり設置、滑り止め、段差の解消、照明の改善 |
| D フットケア |
合う靴の使用、足の変形や感覚障害のチェック |
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■ リハビリテーション |
1.リハビリテーションの目的 |
- 身体機能の維持・向上:筋力、バランス能力、柔軟性などを高め、転倒しにくい身体を作る。
- 転倒に対する恐怖心の軽減:転倒に対する不安を軽減し、活動的な生活を送れるようにする。
- 自立した生活の維持:転倒による怪我や機能低下を防ぎ、日常生活動作を維持する。
- 生活の質の向上:転倒への不安を軽減し、より活動的で充実した生活を送れるようにする。
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2.具体的な運動(週2・3回、各10〜15分程度) |
| 運動 |
方法 |
| つま先立ち運動 |
椅子につかまりながら、かかとを上げ下げ10回×3セット |
| 片脚立ち |
安全な場所で片足で立ち10秒×左右3セット(バランス強化) |
| スクワット |
椅子に座る→立つを繰り返す。5〜10回程度 |
| 足上げ運動 |
椅子に座って膝をまっすぐ伸ばす(太もも強化) |
| 体幹ひねり運動 |
椅子に座り、両手を胸で組んで左右に体をひねる |
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■ 住環境の工夫 |
- 室内の段差を解消(敷居や玄関など)
- ベッド・トイレ周辺に手すりを設置
- 廊下・トイレ・浴室に自動点灯ライトや足元灯
- 滑りやすいカーペットやコードを固定または撤去
- 室内履きは滑りにくく、つま先が上がる設計を
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■ チェックリスト |
| チェック項目 |
できている |
改善が必要 |
| 定期的な運動をしている |
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| 薬の内容を見直している |
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| 自宅内の段差や滑りやすい場所はない |
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| 夜間照明は十分 |
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| 足に合った靴を履いている |
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■ 補足情報 |
- 骨粗鬆症の治療・検査も重要(転倒時の骨折予防)
- 地域包括支援センターで転倒予防教室や体操も実施されていることがあります
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